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Hansen Disease Tatsudaryo Incident meeting May 11, 2019

Tatsudaryō Incident (龍田寮事件 Tatsudaryō jiken) or Kurokamikō Incident (黒髪校事件 Kurokamikō jiken) occurred in 1954, when children of patients with Hansen disease were denied public schooling because parents of the public school children feared their children might contract the disease.

"Niji no Kai Osaka (Osaka Rainbow Group) has monthly meetings at Hansen's disease recovery support center, and invited Mr. Shunichi Miura who was a classmate of the children of Hansen's disease patients during the Tatsudaryo Incident on May 11, 2019. Mr. Miura talked about his experience while Mr. Yoshiaki Fukuda explained the background information about the incident.

The meeting lasted for 2 hours and the attendants learned the details of the incidence including the discrimination against Korean family with Hansen's disease, which has never disclosed in public.

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Ikuo Tsunoda

ハンセン病龍田寮事件レクチャー 2019年5月11日

大阪府社会福祉会館にあるハンセン病回復者支援センターで虹の会の5月定例会が2019年5月11日に開催されました。今回は、ゲストに龍田寮事件(黒髪校事件)の時、児童であった三浦俊一さんをゲストに迎え、2時間にわたりレクチャーをしていただきました。

龍田寮事件とは、1953年(昭和28年)、熊本県熊本市にあった龍田寮の児童(父母がハンセン病療養所菊池恵楓園の児童、いわゆる「未感染」児童)の通学をめぐって、PTAを中心とした反対運動です。1970年の映画「あつい壁」でも取り上げられました。

まずは虹の会おおさか事務局の福田佳昭さんから、事件の背景の説明があり、事件では在日朝鮮人の患者家族が差別されていた事実が知られていないことなど、今まで語られることのなかった情報が共有されました。それから三浦さんによる体験談の後、活発な質疑応答が行われ、当時児童であった奥晴海さんが現在「ハンセン病家族訴訟」で、患者の家族が受けてきた人生被害に謝罪と国家賠償を求めていることなどが紹介されました。

写真は近畿大学微生物学講座のFacebookで御覧ください。

角田郁生

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虹の会事務局福田佳昭さん、森ノ宮医療大学大巻悦子教授、近畿大学医学部微生物学教授角田郁生を含む出席者がデスカッション
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Ooshima seishoen Hansen's disease sanatorium April 2019

I visited National Sanatorium Ooshima Seishōen, which is a sanatorium for ex-Hansen's disease patients, situated in a small island called Ooshima, Takamatsu, Kagawa, Japan. The sanatorium was established in 1909, while general travelers can visit the island from April 26, 2019. On the same day, the Setouchi Triennale, a contemporary art festival, started to hold on the island as well as other islands, including Naoshima and Teshima.

This is the best opportunity to learn the tragic history of Hansen's disease in Japan as well as experience the art festival on several islands in the Seto Inland Sea of Japan.

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Ikuo Tsunoda


大島青松園(国立ハンセン病療養所)訪問 2019年4月

香川県高松市の大島にある国立ハンセン病療養所の青松園が2019年4月26日より一般客が官用船で無料で訪れることができるようになったのを機会に訪問しました。これは同日より開催されている第4回瀬戸内国際芸術祭が大島を開催地のひとつとしていることもあります。

大島青松園は1909年(明治42年)、中・四国8県(岡山、広島、島根、山口、徳島、香川、愛媛、高知)連合、第4区療養所として開設されました。大島は現在「瀬戸内芸術祭」の開催地でもあり、島内には大島青松園の施設を利用したアート展示なども設けられています。青松園の旧跡をめぐりながらハンセン病に関する歴史を学ぶガイドツアーなどもあり、中でも以前、剖検に使われた解剖台(長らく海に投棄されていた)の展示などが重要です。芸術祭終了後も、官用船で無料で島に訪れることができるようになったので、ハンセン病の病気と歴史の正しい理解と島の施設等の保存がサポートされることがl期待されます。

なお大島のハンセン病療養所の理解には、2013年放送のNHK ETV特集 「僕は忘れない~瀬戸内 ハンセン病療養所の島~」。79分のドキュメンタリーがすぐれており79分の動画がYouTubeで見ることができます。

写真は近畿大学微生物学講座のFacebookで御覧ください。

角田郁生

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Ikuo Tsunoda, Microbiology Professor of Kindai University, visited Ooshima Seishoen, Hansen's disease sanatorium
近畿大学医学部微生物学講座教授角田郁生が大島青松園を訪問


Dr. Hideyo Noguchi: Biography by Dr. Shigemitsu Toriyama 黎明期のウイルス研究 野口英世

I recently received a thank-you letter from Dr. Shigemitsu Toriyama, virologist, who published an excellent book that evaluates accomplishments of Dr. Hideyo Noguchi scientifically. The book is entitled "Earliest Days of Virology Research: Struggle of Hideyo Noguchi and Researchers" (ISBN978-4-88352-155-5, Soufusha, 2008) and written in Japanese, while Dr. Toriyama recognized my book review posted at amazon.

I recommend Dr. Toriyama's book for virologists as well as medical doctors to learn history of virology as well as dedication of Dr. Noguchi who died in 1928, more than 20 years before nucleic acids are recognized to coding genetic information. The book includes references, one of which is Dr. Noguchi's manuscript on poliovirus culture using neural tissues.

During the research life in the US, Dr. Noguchi visited Japan only once in 1915 (Taisho 4) and had an opportunity to take his old mother to Minoh Fall, Osaka. In 1930 (Showa 5), the statue of Dr. Noguchi was placed in Minoh, while an old building, 'Kotonoya" where Dr. Noguchi and his mother took a lunch is still present near a byway to Minoh Fall.

Ikuo Tsunoda

黎明期のウイルス研究
"Earliest Days of Virology Research: Struggle of Hideyo Noguchi and Researchers" written by Dr. Shigemitsu Toriyama

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Dr. Hideyo Noguchi statue and Ikuo Tsunoda, MD, PhD, Professor, Kindai University, Osaka 野口英世像 近畿大学教授角田郁生

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"Kotonoya"「琴の家」 野口英世ゆかりの箕面市の建物


鳥山重光著 「黎明期のウイルス研究 野口英世と同時代の研究者たちの苦闘」

植物ウイルス学の権威、鳥山重光先生の名著に 「黎明期のウイルス研究 野口英世と同時代の研究者たちの苦闘」(創風社、2008年)があります。本書の第一部はウイルス学の歴史が原著論文の図を用いて解説され、ウイルス学を教育する者にとっては必読書であるばかりです。第二部は野口英世博士のウイルス学研究を、当時開発されていた技術と後年の発見から、現代のウイルス学者が科学的に評価した高い学術性を持った内容です。野口博士の原典に触れもせず、博士の研究や人間性を非難する人が多いですが、微生物学者や医師は本書に読むことで、そうした偏見を払拭できますのでお勧めです。

私は大阪府に住んでおりますが、野口博士ゆかりの地が、箕面市にあります。1915(大正4)年に帰国した博士が母堂を伴って訪れた箕面滝には、現在、博士の銅像(昭和30年建立)が滝にいたる道沿いにあります。滝には裏道に沿って行く方法があり、この道沿いには博士が母堂をもてなした「琴の家」の外観が伺うことができます。

先日、鳥山先生より、私がアマゾンに「荒野の狼」のペンネームで投稿した「黎明期のウイルス研究」に対する読者レビューに関して丁寧なお手紙をいただきました。以下に私がアマゾンに投稿したレビューを転載しますが、是非、鳥山先生の御著書を手に取ることを勧めます。

角田郁生


荒野の狼 ベスト100レビュアー
5つ星のうち5.0 
ウイルス学者の著者が原著にあたり野口英世の業績を再評価
2018年2月25日
ウイルス学者の著者による初期のウイルス研究を原著をたどりながら書かれた二部構成の2008年出版の本。第1部は「欧米と日本における黎明期のウイルス研究」。ウイルス学は植物に感染するタバコモザイクウイルスがイワノフスキーによって濾過性病原体として1892年に発表されたことからはじまる。本書では、イワノスキーの写真p15、細菌濾過器の図(野口英世が使用したものの写真を含むp19)、1903年のイワノスキーの論文からの引用図を掲載し、彼の業績を紹介。1898年のバイエリンク(Beijerinck、他書ではベイリンクと記載されることが多い。本人の写真はp23に掲載)のタバコモザイクウイルス感染実験論文や、1898年の最初の動物ウイルスの口蹄疫ウイルスの感染実験と比較がなされる。またアメリカのロックフェラー医学研究所の歴史が紹介され2代目のフレクスナ―所長(野口英世の上司)の記載が詳しい。当時のウイルス学者Riversやオリツキ―Olitsky、さらにその後の1935年のStanleyによるタバコモザイクウイルスの結晶化が記載。Stanleyは1941年の講演で、彼の発見までは、「ウイルスが病原体と認められて以来42年間、ウイルスの一般的コンセンサスな見解(定義)は、非常に小さいというだけであった」としているのは興味深いp46。更にStanleyの1957年の講演も引用し、当時は遺伝形質を担っているのが核酸であるというのはまだ仮説であったことが紹介されるp51(ワトソンとクリックのDNA2重らせんの論文は1953年に発表、ノーベル賞は1962年)。また日本のウイルス学の歴史も紹介され、現在の日本ウイルス学会の学会誌「ウイルス」の第一号や動物ウイルス学者による植物ウイルス学者の批評が正当でないという考えが述べられている。植物ウイルス学者の著者が現代のウイルス分子生物学の立場から意見を述べているのに対し、当時の動物ウイルス研究者は病原性を重視しているという視点の違いを考えると、この辺の記載は味わい深い。ただ一般読者には、多くの植物ウイルスはエンベロープを持たないなど、動物ウイルスと植物ウイルスの違いが解説されていないので、両者の意見の違いが理解しにくいかもしれない。第2部は「野口英世とロックフェラー医学研究所」。野口の伝記の科学的検証が不完全ではないかという疑問から著者は野口の死亡時の哀悼文から(フレクスナ―のものも紹介。野口が、何時家に帰るのかの質問に、「Home? Why this is homeここが私の家だよ」といった話を含む)、野口の書いた科学原著論文をウイルス学者の立場から評価している。「ウイルスは細胞のない培地では生存できないp97」ことは現在のウイルスのひとつの定義であるが、細菌は細胞のない培地で培養ができ、野口英世もこの方法で、ウイルスの培養を試みていた。しかし野口は、ポリオウイルスの培養に培地に大脳や脊髄の組織片を入れて培養をしており(p129)、彼の培養の成功は根拠のある実験結果であって、“でたらめなもの”ではないと評価しているポール・クラークの記録を紹介しているp104(野口は「生きた組織片の中で、病原体が増殖した可能性」を考慮できなかったp131)。梅毒スピロヘータの培養に関しては、「Treponema属には病原性をまったく持たないものが多数存在し、これらのものは培養可能なものが多いp113、140、142」と解説。野口は、濾過性ウイルスらしいものを病源体と仮定して培養を試みており、ウイルスであることを無視して雑菌を培養していたのではなくp151、黄熱病ウイルスの実体の解明は1950年代まで進展がなかったp153。本書を科学者として客観的に執筆した著者は、最後に、1928年に死亡した野口の時代には、「ウイルス狩りに適切な道具は見つかっていなかったから、そのほかの選択の可能性はなかったp150」とし、「野口は細菌学パラダイムの道具で挑戦を繰り返しただけの、敗者と決め付けるのは、命がけで研究に没頭した野口英世の姿に相応しい評価ではないとあえて主張したいp153」と結んでいる。著者は、渡辺淳一、プレスコット、福岡伸一らの野口像は中傷であり、科学者として正しい評価がなされるべきであるとしているp158。私自身も著者と同様にウイルス学者であるが、本書は科学者らしく野口の発見の誤りは誤りとして記載し、再評価されるべき点を豊富な参考文献の原著にあたっているため評価したい。参考文献は本分野をさらに深く学習したい人にはすすめたい(ただし、一か所修正が必要, Smith, Theobald 1929の引用ページは“877-886”が正しく“887-884”というのは誤り)。ウイルス学者としての意見を一言付け加えさせていただくと、ポリオウイルスにかんしていえば、野口の方法であれば、培養液に神経組織が入っているのでウイルスの培養は可能であり、彼の原著を読むとウイルスVirusと記載している。ウイルスの実体がわからなかった当時にあっては、実験結果の解釈が現代のものと相違があっても当然であり、本書の著者の評価に同意するものである。近年、細菌より大きい巨大ウイルスが発見され、これらのウイルスは濾過性ではないし、自身で蛋白質を作る可能性すら指摘されている。一方、ピロリ菌が胃潰瘍や胃がんの原因として近年になって細菌がメジャーな病気を起こすことも発見された(ノーベル賞授与)。いまだに時代遅れの研究方法を行ったと中傷されている野口英世であるが、彼が現代にいれば、同様の手法でピロリ菌の病原性などより早く発見してしまったかもしれない。

Kindai University Entrance Ceremony 2019 April 6

Kindai University Entrance Ceremony was held on April 6, 2019 in Higashiosaka, Osaka, Japan. From our Department, Mr. Sundar Khadkah, MEXT Scholarship Student, Department of Microbiology, Kindai University Faculty of Medicine attended the ceremony with his mentor, Ikuo Tsunoda, MD, PhD, Professor of Microbiology.

The ceremony started at 10:00 am and closed at noon.. Guests included Tsunku, Aya Terakawa, Shimofuri Myojo, Miyuki Watanabe (former NMB48 member), and Hiroshige Seko.

After the ceremony, we visited International Center, Academic theater, Central Library, and Faculty of International Studies (Dean Virgil Craig).

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Ikuo Tsunoda

2019年近畿大学入学式 4月6日

近畿大学入学式が2019年4月6日東大阪キャンパスで行われました。当教室からは、今年度、近畿大学唯一の国費外国人留学生のスンダル・カドカさんが大学院医学研究科の新入生として参加しました。

ゲストはOBで総合プロデュースを務める音楽プロデューサーつんく♂、せいや(26)がOBでもあるお笑いコンビの霜降り明星や、OGで元競泳選手の寺川綾、元NMB48の渡辺美優紀世耕 弘成参議院議員ら。

入学式の後は、インターナショナルセンター、アカデミックシアター、中央図書館、国際学部(クレイグ ヴァージル学部長)でご挨拶をしました。

写真は近大微生物学講座のFacebookで。

角田郁生

040619 Entrance ceremony
Kindai Girls, Sundar Khadkha, Freshman PhD student, and Ikuo Tsunoda, Professor, Microbiology, Kindai University Medicine

7th Neuroimmunology Retreat, Itsukushima, Japan, March 23, 2019

The 7th Neuroimmunology Retreat was held at Itsukushima, which is an island and belongs to Hiroshima, Japan. The organizer of the meeting was Dr. Kazuhide Ochi.

Guest speakers included Dr. Shuicihi Koizumi, Yamanashi University, and Dr. Masamoto Kanno, Hiroshima University. Dr. Koizumi talked about the role of astrocytes in allodynia induced by partial sciatic nerve ligation as well as synapse elimination in stroke model, while Dr. Kanno demonstrated the effect of LCFA in maternal milk that induces an murine atopic model.

After the talks, we had exchanged scientific information about neuroscience and neuroimmunology at the reception.

For more pictures, please visit our Kindai-LSU Multiple Sclerosis Facebook.

Ikuo Tsunoda

第7回神経と免疫を語る会 2019年3月23日

第7回 「神経と免疫を語る会」が広島県廿日市厳島のみやじま杜の宿で2019年3月23日に開催されました。世話人は広島私立安佐市民病院脳神経内科の越智一秀先生で、48名の神経免疫の研究者・臨床家が意見交換を行いました。

二つの講演がなされ山梨大学薬理学講座の小泉修一教授は、「グリアによる一次体性感覚野のシナプス再編」の演題でアストロサイトのアロディニアのモデルでの役割と脳梗塞モデルでの役割についてNatureやGliaを中心とする多誌に御発表のデータを解説されました。

広島大学免疫学の菅野雅元教授は「コホートからの免疫・アレルギー研究とNICUs」の題目で、母乳に含まれるパルミチン酸をはじめとする長鎖飽和脂肪酸を与えると、授乳を受けた子マウスがアトピー性皮膚炎様の症状を呈する知見を発表されました。

写真は近大ーLSU多発性硬化症研究チームのFacebookで御覧ください。

角田郁生

032319 Neuroimmunology Regreat
From left to right: Drs. Ikuo Tsunoda, Shuichi Koizumi, and Fumitaka Sato


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Ikuo Tsunoda

Author:Ikuo Tsunoda
近畿大学医学部微生物学講座でウイルス感染症、神経難病、自己免疫疾患の研究と教育をしています。
We are studying multiple sclerosis and viral myocarditis using immunological, virological and bioinformatics methods in the Department of Microbiology, Kindai University Faculty of Medicine.

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